2008年8月入社 構造安全技術部 構造安全設計1課 副課長

近藤 慶一

Q1今のお仕事内容は?

原子力発電所内の機器とその支持構造物の耐震解析評価を、入社当初から担当しています。
今は管理職となって、40人ほどのチームを管理することが主な業務になっています。
その時々でメンバーごとの業務量や負荷も違いますから、配置や割り振りを考えて、みんなが力を発揮できる環境づくりが大きな仕事になっています。

Q2入社してから苦労したエピソード、工夫したエピソードを教えてください。

入社当初に短い納期で複数のプラントの解析を併行して進めないといけない案件があり、スピードと正確性の問題で悩んだのですが、当時の上司が業務の自動化を積極的に推し進めて問題をクリアしたという出来事がありました。
今では反復作業の自動化は当たり前になりつつありますが、当時の自分の頭にはそういう発想がなかったので、すごく助けられました。
また、実績が少なく定形化されていない解析依頼があったときには、部分的に類似している案件の記録を集めて確認したり、解析コードや理論の勉強、過去の実験での数値と解析モデルを検証するなど、工夫を積み重ねて乗り越えてきました。
こういった工夫や蓄積した知識を整理し、次の世代へ引き継いでいくために、現在は記録やマニュアル作りも行っています。

Q3今身につけたい力はありますか?

スキルと言われる様々な“力”の向上というものは全て繋がっていますので、今まで身に着けたもの全てをレベルアップしていかなければならないと思っています。
加えて、管理する立場になったことで、正確且つ納得性の高い判断、決断をスピーディーに行えるよう意識しています。
もともと慎重な性格なのでいろいろ調べたうえで判断したいのですが、勘に頼らざるを得ない場面もあります。そういうときこそスキルと経験がものを言うのだと思います。

Q4芝田化工設計をどういう会社だと感じていますか?
また、この先会社をどう発展させていきたいですか?

イメージは一言でいうと、「実直」です。
実直というとまじめすぎるイメージがありますが、当社は気さくなメンバーが多く、先輩、後輩の人間関係も良い会社だと思います。
またこの先の発展については、月並みな言い方ですが「オンリーワン」な会社。
芝田化工設計だからお願いしたい、一緒に仕事がしたいと言ってもらえるような会社にしたいです。
その為には日々誠実に仕事に向き合っていくことがまず一つ。
もう一つは「継続」と「変革」が大事だと考えていて、変革なくしては継続もありません。
世の中の変化に柔軟に対応しながらも我々だからこそ出来る仕事を追求していきたいと思います。

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休日の過ごし方

家族との時間を大切にしたいと考えています。

学生にメッセージ

最近は安定志向の人が多いとは思いますが、若いからこそ可能性は大きく広がっているので、野心をもって色々なことにチャレンジしてほしいと思います。若さゆえの怖さもあると思いますが、うまくいかなければやり直せばいい、という位の気持ちで良い。自分も20代を振り返れば色々失敗をしてきましたが、そのチャレンジが今に活かされています。
なので定番ではありますが「青年よ、大志を抱け」というところで、いろんなことに手を挙げて挑戦し、自分の可能性を広げてください。

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